2010年4月7日水曜日

Merry Project : 笑顔のある組織づくり


ボクはだれの仕事か知らなかった。  

2008年8月8日、午後8時8分(現地時間)
北京オリンピック開会式がはじまった。 
華麗なパフォーマンスが繰り拡げられた。 
そしてフィナーレで2008本の傘の花が咲いた。 
世界中の子供たちの笑顔がプリントされ傘だった。  

圧倒的な説得力。  

開会式総監督のチャン・イーモウが選んだ日本人 
それがアート・ディレクターの水谷孝次だ。  

ワーコールの広告ポスターを皮切りにANA、ウィダーinゼリー、
福岡ダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)等々を手がけてきた。
日本の広告界を牽引してきた男である。

世界25カ国を回り、30,000万人以上の笑顔を撮ってきた。
過去の栄冠と決別した。
ソーシャル・デザインの幕開けだ。
デザインの「在り方」が変化した。

その思いが熱い。

デザインで世界に奇跡を起こそうとしている。
本気だ。

水谷はいう、「子供たちの笑顔は、実は、全部ボクなんですよ。あの子達を通してボクの笑顔が出てるんです」。
水谷は自分自身をもデザインし、世界に発信していたのだ。

あの子供たちの笑顔を見ていると嬉しい気持ちになる、と同時に涙があふれてくる。

それは、水谷の本気の「思い」に感動した涙だったのだろう。

あなたの組織にMerryはあるだろうか?
あなたの中に笑顔はあるだろうか?

プロジェクトは、たった一人の「思い」からはじまる。

水谷事務所 : http://mizutanistudio.com/
Merry Project : http://www.merryproject.com/

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